チヌ(黒鯛)のかかり釣りとは?初心者向けに竿・リール・仕掛けを解説。基本編

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かかり釣りとは海に浮かべた筏や、カキの養殖棚、真鯛や青物の養殖イケスなどに船(カセ)を係留し、穂先が繊細な短竿専用のリールを使い、1号~2号のラインを巻き直接針を結び付け、刺し餌を配合餌で包み込みダンゴにして海底のチヌ(黒鯛)を狙います。

今回はかかり釣り初心者の方に向けて、竿・リール・仕掛けの説明をします。

メインターゲットのチヌ(黒鯛)の特徴

チヌ

クロダイ(黒鯛)はタイ科に分類される魚で、東アジア全般に生息し、警戒心が強く繊細で神経質な一面があるが、雑食であらゆるものを食べ水質が悪いところでも生息する。学名ではAcanthopagrus「棘のある魚」と言われる。

大きさは最大で70cmくらいまで成長すると言われており、釣れるサイズとしては30~40cmくらいのサイズが多い。50cmを越えると「年無し」と呼ばれ、60cm以上はロクマルと言われ、毎週のように釣りにいくチヌ釣り師でも滅多に釣れることがない。

全体的に黒色ではあるが、居付きのチヌ(黒鯛)は真っ黒になり、回遊しているような若いチヌは銀色に光る灰色になる。体型は平べったい楕円形で赤い真鯛が黒色になった感じ。ですが黒鯛の方が口が前に突き出たような感じになっています。

チヌ(黒鯛)の生態

チヌの生態

チヌ(黒鯛)は、日本の沿岸部分、水深は50メートルくらいまでのところに生息しています。川から海に繋がる河口にもいて、淡水域までも来ることがある。環境への適応能力は非常に高く、岩礁帯や砂地など生活場所を選ばない。

水質が悪そうな工場地帯の東京湾でも大型が数多く生息しており、汚染にも強い。冬場は水深がある深場にいくが、夏場は浅場にも出てくる。かかり釣りが盛んな静岡県の清水では貯木場という浅場のポイントでも大型のチヌが釣れる。

産卵は春になる3月末くらいから4月後半までで、その頃は「ノッコミ」と言われ腹パンの良型チヌが数多く釣れるハイシーズンとなる。生まれた幼魚は、プランクトンなどを食べ1年でおおよそ12cmくらいに成長する。

5年で26cm、50cmを越えるには生活環境や食べてる餌にもよるが10年かかることから「年無し」と呼ばれる。成魚になると、貝や小魚、カニやエビなどの甲殻類、海藻などありとあらゆる物を食べます。

釣りで使用される餌では、オキアミやトウモロコシの粒、練り餌、さなぎなど普段食べないもので狙う。昔はスイカで釣るということもあった程で様々なものを捕食します。

大きくなると性転換することがあり、3年まではオスとして生息しその後メスとなるが、すべてがメスになるわけでもない。

チヌ(黒鯛)を釣る為の竿(ロッド)ついて

かかり釣りの竿

一般的に使う竿(ロッド)の長さは1.2m~1.8mくらいが多く、警戒心の強いチヌに違和感を極力与えずアタリをとる為に、細く繊細な穂先になっており一見、パワーがない竿に見えるが、竿捌き次第では、ワラサ・大型の真鯛やコブダイも釣り上げれる強さがある。

特に下に突っ込む力を吸収し上に浮かせる強さもあるが、青物のような横に走る魚には弱く向いてない。

慣れてくると穂先に伝わるアタリで、水中や海底の状況を把握することができる。潮の流れ・海底の変化、どのような魚が餌を食べに来てるかなど。針に魚がかかればどれくらいの大きさか、魚種まで大体わかるようになってきます。

いろいろな釣りメーカーが、かかり釣りの竿を販売しているが、調子と呼ばれる穂先の曲がり方は様々である。釣り場の状況により、適したかかり釣りの竿を使いましょう。

長めの竿は大型のチヌ(黒鯛)を狙う時や水深ある間隔が長い釣り場で。短い竿は、数釣りや浅場での手返し重視で使用します。強風やうねりがある時なども短い方が釣りやすく、初心者の方はまず短い竿を買うのが良いかもしれません。

こちらは僕も購入して使いましたが、十分チヌは釣れます。2000円代で買えるので最初にはオススメします。

かかり釣りに使用するリールは大きく分けて2パターン

スタンダードな片軸リール

片軸リール

両軸(ベイト)リール

両軸リール

チヌ(黒鯛)のかかり釣りで使用するリールは大きく分けて2種類です。下向きの 片軸リール両軸リール(ベイトリール)のような上向きのものがあります。細かいロッドワークをするのであれば、片軸リールが向いています。

大物狙いやそれほど流れがないところではベイトリールを使う方もいます。最近ではドラグ付きのリールが出てきていますが、少し値段が高いので予算をおさえるのであれば、ドラグ無しのリールで問題ありません。

ドラグが無いリールでは魚に走られた際に指でスプールをおさえる手動ドラグみたいになる。

ヘチ釣り・落とし込み・前打ちなどで使う、ギア比1対1の太鼓リールとは別物ですので、釣具屋などでリールを購入する際は、かかり釣り用のリールを買いたいとしっかり伝えましょう。

かかり釣り用のリールも各社製造していますが、黒鯛工房のリールはクラッチを前に倒す、SHIMANOはクラッチを手前に倒すという仕様の違いが少しありますのでご注意ください。

リールは最安値でこちらになりますが、お値段なりの商品ですので強くはおススメできませんが、釣れなくはないです。使い捨てくらいの勢い、かかり釣りを一度やってみるってくらいでは良いと思います。

ちゃんと使えて安いのとなれば

14000円くらいのコレが最低ラインでしょうか。僕もかかり釣りを始めた頃には、このリールを使いましたが、今思っても全然使えるリールでした。

かかり釣りで使用するライン(釣り糸)

釣り糸

かかり釣りで使用するラインは、一般的に1号~2号の間を使うパターンが多いです。大きいチヌを狙う、浅場で良型のチヌを釣る、外道に大物がかかる場合がある場合は、2号や2.5号、時には3号まで使います。

逆に小型の数釣りや潮が早い場所で釣りをする場合などは、細いラインを使いましょう。フロロカーボンを使われる方が多いですが、ナイロンのラインよりは伸び・ヨレが少なく、チヌが捕食した際のアタリも明確に出やすいです。

新宿ネリエ
新宿ネリエ

最近は節約の為に釣りが終わったらすぐ洗って何回も使いまわしてるよね

釣具屋に売られているものは50m・60m、100mなどがありますので水深などで考えて選んでください。釣行後はすぐ水洗いして潮を流しておけば何回も使用できますが、切れやすくなったりクセがついたりしますので予算次第で交換をした方がいいです。

最近ではPEライン対応のリールもありますので、PEラインを巻くパターンもありますが、初心者の方はフロロカーボンからで良いと思います。

こちらが安いので僕も最近は使っています。

かかり釣りで使用するオモリについて

かかり釣りではラインに直接針を結びつけるので、仕掛けは本当にシンプルです。潮の流れが速くない場合は、オモリ無し(ノーシンカー)でも大丈夫です。魚が餌を咥えたときに違和感を感じさせないのが大事だったりします。

潮の流れがあったり、状況に応じてはガンダマ(オモリ)を付けた方がいいのですが、針の上から15cm~20cmくらいにガンダマを打ちましょう。重さは状況に合わせて変えていけばいいですが、重ければ重いほどチヌ(黒鯛)の喰いは悪くなっていきます。

これは餌を咥えた際にオモリによる重みで違和感を感じて、餌を吐き出してしまうからです。活性が高ければそのまま走っていきますが、数を狙って釣るのであればオモリは軽い方がいいですね。

新宿1号
新宿1号

視覚的に見やすいカラーのガンダマもありますよ。穂先折るの帽子できる。

最近ではタングステン製のシンカーを使うパターンもあります。鉛に比べて小さいシンカーになりますが、周辺を探る用や魚の活性が高い時に手返し良く釣りをする場合などになりますので最初からは必要ないと思います。

こちらのカラーガンダマを使っていますが、よく釣具屋さんに売られている円形のいろんな種類が入っている鉛色の安いのでも十分です。

かかり釣りで使用する釣り針も様々な種類がある

釣り針

チヌ針といっても様々な種類があります。釣るサイズや使用する餌、釣り方によって変わりますが最初であればスタンダードな釣り針で良いです。

生きたエビを刺し餌に使う場合は細い針がいいですし、大潟が釣れる場所では太めで大きい針を使いましょう。金色の針を使えば仕掛けの回収の時に、青物などが反応して思わぬ大物が釣れる場合があります。

新宿チヌサーHD会長は、この掛かりすぎチヌがお気に入りですので、針はとりあえずこれで良いでしょう。

かかり釣りの竿・リール解説動画はコチラ

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僕が紹介した格安プランで竿・リールなどを揃えると総額6千円くらいで一応の装備は整えれます。もう一度言いますが、かかり釣りのリールは国内メーカーをオススメします。

実際釣具屋さんに足を運んだり、かかり釣りの動画を見てどういう竿やリールを使っているかチェックしてみてください。行こうとしている釣り場の動画は大体、YOUTUBEに上がっていますので参考になると思います。

次は、かかり釣りに使用する配合餌や刺し餌についてご説明いたします。これまででご不明な点等ありましたら、コメント頂ければお答えします。

参考になりましたらSNSでシェア宜しくお願いします。

かかり釣りのレポートはコチラから

コメント

  1. […] 俺らはルアーを持ってない。というか、かかり釣りスタイルでチヌを狙う。ずっとベイトはウロウロしていたのでルアーをする方にはいい場所ですね。筏の周辺はロープがありますので […]

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